“FIA8856-2000″の有効期限について

FHR simpson HYBRID

ここではモータースポーツを楽しんでいる方はもちろん、興味があって始めてみたい方や
久しぶりに復帰したい方へ、モータースポーツにまつわる耳寄りなトピックスをご紹介いたします。

 今回は4輪競技の装備にまつわるトピックスをご紹介させていただきます。

 レーシングギアの安全基準の指標となるFIA公認規格。
このFIA公認規格が「8856-2000」から「8856-2018」に更新されました。

 FIA公認規格が新しくなったということで、今お使いのFIA「8856-2000」規格のレーシングアイテムがいつまで使用可能か気になる方も多いと思います。
 そこで、今回は FIA「8856-2000」 規格のレーシングアイテムの有効期限についてご紹介いたします。

 現役の方はもちろん、レースに復帰する為お手元のレーシングアイテムの有効期限を確かめたい方は、是非ご参考にしていただければと思います。

まず、確認するべきはホログラムの有無!

 FIA公認8856-2000のアイテムは、以下の製造時期によってホログラムが付いているものと
付いていないものが存在します。

こちらはスーツのファスナー内側にある8856-2000のホログラム

スーツの場合
 2012年12月31日以前に製造→ホログラム無し
 2013年1月1日以降に製造→ホログラム有り

シューズ/グローブ/アンダーウェア(※ソックス除く)の場合
 2015年12月31日以前に製造→ホログラム無し
 2016年1月1日以降に製造→ホログラム有り

※ソックスは他アイテムとホログラム付与義務が異なり、2016年以降に製造でもホログラムが
 付いていない場合があります。

FIA8856-2000の有効期限

※既に新公認8856-2018が装着義務となっている「FORMULA 1」「FORMULA E」
カテゴリーは除きます。

レーシングスーツの場合

ホログラム無し
 FIA国際格式のある競技での最終使用可能日は2022年12月31日まで
※JAF国内格式以下の競技での最終使用可能日は2024年12月31日まで

ホログラム有り
 FIA国際格式のあるレースでの最終使用可能日は2028年12月31日まで

シューズ/グローブ/アンダーウェア(※ソックス除く)の場合

ホログラム無し
 FIA国際格式のある競技での最終使用可能日は2023年12月31日まで
※JAF国内格式以下の競技での最終使用可能日は2025年12月31日まで

ホログラム有り
 FIA国際格式のあるレースでの最終使用可能日は2028年12月31日まで

ソックスの場合

ソックスには仕様上2016年以降の製造でもホログラムがついておりません。

使用については競技主催者へご確認ください。



各アイテムについて、参加競技によってレギュレーションが違う場合がございますので必ず主催者、主催団体へご確認ください。

また、JAFの公示に変更がある場合は最新の情報を参考にしてください。

今回は8856-2000の有効期限についてご紹介いたしました。
ぜひ装備チェックの参考にしていただき、安全にモータースポーツを楽しんでいただければと思います。
レアーズダイレクトでは、FIA公認のレーシングアイテムを取り扱っています。ぜひ装備選びの参考にしていただければ幸いです。特に「FIA8856-2000規格」のレーシングアイテムはお求めやすくなっているので、チェックしてみてください。

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